お金がないときの節約料理といえば

学生時代は一人暮らしをしていました。その頃は本当にお金がないときが多かったんです。もちろん学校に行くだけでなくアルバイトもしていましたが、うちは親からの仕送りは学費のみだったんです。教科書代等を含むそれ以外の生活費や雑費は奨学金とバイト代から捻出しないといけなかったので、ちょっと友だちと遊びに行こうものならすぐに赤字になってしまっていました。しかしお金がないときに限って急な出費というのは増えるものではないでしょうか。食費分にと取っておいた分まで出さないといけなくなるようなこともあり、私は節約料理ばかり作っていました。今も節約料理は作っていますが、それでも最低限の栄養バランスは考えるようにしています。でも学生時代はそんなに栄養に気遣う必要性を感じていなかったので、お金がないときの節約料理は我ながら本当にひどいものでした。

私のお金がないとき定番の節約料理は、肉野菜なしカレーです。カレーのルーと米は母が送ってきてくれることがあったので、それだけは最後まで残っていることがあったんです。しかし肉や野菜を買うお金はないということで、冷蔵庫にキャベツやたまねぎの切れ端が残っていればそれを入れましたが、ないときは単にお湯に溶かしただけのカレーのルーを白ごはんにかけて食べていました。それ以外では素パスタや素うどんも定番でしたね。入れる具がなにもないし調味料もしょうゆみりん塩くらいしかないので、そのどれかをかけて味付けするんです。この具なし料理のポイントは、おいしくはないけど食べられなくはないということです。食べれないほどまずければもっと他の方法を考えたはずですが、まあ食べられてお腹がいっぱいになるものだから、ついついこればかり食べていました。よくも栄養失調にならなかったなあと感心するほどです。

今はさすがに家族がいるので、お金がないときでもタンパク質やビタミンもしっかり摂れるようにしています。学生時代の私にもこの料理スキルがあればもっと楽しい自炊生活が送れたのになあと思うと少し切ない気分になってしまいます。

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